「耐震」と「住み心地」 (Part1)

今日は「耐震」と「住み心地」について、書いてみたいと思います。

 

昨日の夜(2015/5/30)も、大きな地震がありましたね。。

小笠原諸島西方沖を震源地としたマグニチュード「8.5」!!

※阪神・淡路大震災のマグニチュードは「7.3」なので、地震エネルギーを計算すると、約70倍近いですね。

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実際に関東で起こっていたら、軽く「関東大震災」になった規模の巨大地震ですね・・・。

 

ちなみに私は過去に2回、「阪神・淡路大震災」と「東日本大震災」の大きな地震を経験しています。

 

「東日本大震災」の時は高層階にいたこともあり、本当に「死んで人生が終わった」とも思ったほどでした。

 

現在住んでいる神奈川県が、震度6以上に今後の30年間で地震に合う確率も高確率となっておりこれから関東で生活をしていくうえで、地震とは縁を切れないと思っています。

 

その中で、家づくりを始めた当初は最大の優先事項は「耐震」のみでした。

 

そのため、当たり前のように鉄骨系住宅を最初に見て回る事になりました。

やはり色々なハウスメーカを回っているなかで、一番構造に力を入れているのはヘーベルハウスかな~っという印象を受けました。

※私が建てるのはあくまで一条工務店ですから!(笑)

 

ちなみに建物には、住宅性能表示である「耐震等級」が存在しています。 ※国土交通省が出しています。

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上記の「耐震等級」ですが、家の検討を進めていく中で分かったのは、大手ハウスメーカーでは当たり前のように耐震等級の最上位である「3」を取得してきます。数百年に一度起こるような巨大地震の1.5倍の地震がきたとしても、倒壊しないのです。

 

簡単にいうならば、どこのハウスメーカーで建てたとしても、地震で建物が倒壊して命を落とすことはないのです。

 

では、各ハウスメーカの違いはどこにあるんでしょうか!?

構造に一番力を入れていると感じたへーベルハウスと、建てる事にした一条工務店で比較してみたいと思います。

 

<< ここからは一条工務店で建てる事に決めた私の主観が多々入ることをご了承ください。 >>

 

まず一番構造に力を入れていると感じたヘーベルハウスですが、耐震等級3の中でも遥か上の対応をめざして設計、製造されていると思われます。

 

たとえば「東日本大震災」の1.5倍の地震が発生した場合にでも、それまでと全く変わらない建物の性能や構造を目指す事を主としており、建物の構造維持に関して設計時点から「100点満点」を目指す形を取っているイメージです。最初に建てた建物そのままに手を加えずに住み続けれる事が想像できますし、地震に対する「安心感」というものを最大限感じれると思います。

 

次に、木造である一条工務店ではどうでしょうか。

 

一条工務店の場合も、他のハウスメーカー同様に耐震等級3を取得する住宅を提供しています。

 

他のブログにも書かれているとおり、構造維持を確保する為の様々な「一条ルール」と言われるものも存在しています。もちろん、耐震等級3を取得していますが「東日本大震災」の1.5倍の地震が発生した場合を想像した場合、建物に関して倒壊はしないまでも確実に修理等の対応は要るのではないかと想定できます。

 

上記より、一条工務店の場合は構造維持に関しては設計時点では「90点以上」を目指し、発生後の対応にて「100点」を目指す形と取っているイメージです。

※あくまで参考ですが、東日本大震災の発生後に一条工務店は対象の地域に住まれている全ての住宅に連絡を行い、必要な場合は無償にて修理されたという話も聞いております。

 

では、改めて比較してみます。

1.構造維持に関して設計時点から「100点満点」を目指す

2.構造維持に関しては設計時点では「90点以上」を目指し、発生後の顧客対応にて「100点」を目指す

 

もちろん、最初から100点満点をとるのに越したことはないと思います。

でも、上の2つ目メーカーって大きな違いはあるでしょうか!?

 

最終的には自分たちの商品(建物)に対して、100点を目指して提供していくスタンスがある以上、最終的に「耐震」のみを基準にしてハウスメーカーを決めるべきではないのではないかというのが私の最終的な考えになりました。

※一条工務店に決めた事についてはまた後日書きたいと思います。

 

また、過去の学生時代のテスト勉強を思い起こして想像してみてください。

 

1教科ですら、「100点満点」しかとってはダメといわれた場合、どれだけの労力と気力と時間を必要とすることになるのか。「100点満点」しか取ってはダメな場合と、「90点以上」を狙う場合の大きな差。

 

90点以上」を目標にする場合は、その他にあてられる労力や時間が出来ることになると思います。

それが次の項目になる「住み心地」に繋がるのではないでしょうか。

 

私は上で書いたとおり、「耐震」に対する最終的な対応を比較した場合、各ハウスメーカーの大きな違いが無いと思った事と、「耐震」のみを決定の基準にすべきではないと考えたことで、私の中での優先事項が「耐震」から「住み心地」に最終的に変化しました。

 

住み心地」については、また次回に続きを記載したいと思います。

 

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